宇多田ヒカルさんのアルバム「Fantome」が第9回CDショップ大賞に、Aimerの「daydream」が準大賞に選ばれましたね。
今回宇多田ヒカルさんのアルバムが大賞に選ばれた理由は何だったのでしょうか?
ヒントが分かる曲も実際に聴いてみましょう♪
また、CDショップ大賞を選ぶ基準や過去8回までの受賞者と受賞作品についても詳しくご紹介していきますね。
CDショップ大賞の基準
CDショップ大賞は、全国のCDショップに勤めているアルバイトやパートを含む店員がオススメのアルバムを選んで決定しているんです。
対象のCDは過去1年間に発売された邦楽のオリジナルアルバムなんですよ。
メジャー、インディーズは関係なくオススメのCDが選ばれるので、あんまり浸透していない作品が受賞される場合もあるんです。
実際に毎日のように目で見て、耳で聴いているスタッフが厳選した作品なので知らないアーティストでも、ちょっと聴いてみようかなぁ〜なんて思いますよね。
それも狙いの一つ!
そして、私たちがこの賞で知ったアーティストの音楽を聴くようになると、それがきっかけでブレイクするアーティストが出ることもありますよね。
音楽を聴く私たち、アーティスト、そしてCDを販売するショップみんなが嬉しくなるような取り組みなのではないでしょうか。
よく考えられています(*^^*)
そして、第9回CDショップ大賞2017の結果は、
大賞「Fantome」宇多田ヒカル
準大賞「daydream」Aimer
他にも多くの入賞作品がありました!
詳細はコチラからチェックしてみてくださいね♬
過去の大賞受賞者
第1回(2009年)
「シフォン主義」相対性理論
第2回(2010年)
「THIS IS MY STORY」THE BAWDIES
第3回(2011年)
「ファンファーレと熱狂」andymori
第4回(2012年)
「バトル・アンド・ロマンス」ももいろクローバー
第5回(2013年)
「MASH UP THE WORLD」MAN WITH A MISSION
第6回(2014年)
「予讐復讐」マキシマム ザ ホルモン
第7回(2015年)
「BABYMETAL」BABYMETAL
第8回(2016年)
「YELLOW DANCER」
宇多田ヒカルのFantome
宇多田ヒカルさんの6枚目のアルバムFantome(ファントーム)は2016年9月28日に発売しました。
アルバムのタイトルはフランス語で「幻」や「気配」という意味です。
意味深ですね!!
2013年に亡くなった母親である藤圭子さんに捧げる作品として作られたんですよ。
左:藤圭子さん 右:宇多田ヒカルさん
そっくりですね(^^)♪
中でも「花束を君に」は母親への思いを綴った曲になっていて、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌で使われましたね。
「道」は宇多田ヒカルさん本人出演のサントリー天然水のCMに起用されました。
『水の山行ってきた 南アルプス』篇 サントリーCM
「真夏の通り雨」は日本テレビ系「NEWS ZERO」のエンディングテーマで流れていましたね。
全体的に美しいポップアルバムですが、テーマは生と死。
特に死の部分が強いにも関わらず、優しく心地よい曲調になっているから不思議です。
この作品が大賞に選ばれた理由は、一通りCDを聴けば納得ですよ。
気づいたら温かい涙が溢れているはず☆
感動して心が震える理由が分かります。
まとめ
CDショップ大賞に選ばれた宇多田ヒカルさんの作品についてご紹介しました。
2010年、「人間活動をする」と一旦消えてからほどなく、悲しい形で母親を亡くした宇多田ヒカルさん。
活動休止中も宇多田ヒカルさんの存在を忘れたことはありませんでした。
再び現れた宇多田ヒカルさんの最初のアルバムは、誰もが衝撃を受けたのではないでしょうか。
より一層人間らしくなった宇多田ヒカルさんの今後の活躍からも目が離せないです。
そして、来年のCDショップ大賞も予想しながら音楽を聴くのもいいですね。