ヒアリ(火蟻)が日本各地で発見されて話題になっていますね。
南米が原産で猛毒を持っているため現在懸命に駆除をしていますが、ヒアリが日本に定着している可能性もあるとのことで連日大騒ぎになっています。
日本にもいろんな種類のアリがいるのでヒアリと区別がつきにくいような気もしますが、見分け方の特徴やアリの大きさは普段見ているアリと違うのでしょうか?
女王アリの生態も驚異的なんです!!
また、ヒアリを見つけたらどのようにしたら良いのかもご紹介しますね。
ヒアリの見分け方の特徴や大きさ
今回、中国や香港から運ばれたコンテナからヒアリが発見されましたね。
神戸、大阪、名古屋、東京など全国各地でヒアリが目撃されています。
でも日本には300種類ほどのアリが存在するから見分けがつかない。。。
ヒアリは普段見るアリと違って赤茶色、腹部は黒いんですよ。
アリの巣にも特徴があって、普通土を掘って地面の下に巣を作りますが、ヒアリは山のように土を盛って巣を作るんですよ。
幅:25cm〜60cm
高さ:15cm〜50cm
穴ではなくて盛り上がっていれば分かりやすいですよね。
環境省が発行している資料に詳しく見分け方が載っています。
日本に定着する可能性と女王アリの生態
驚きの集団行動をするヒアリは時には液体のようになったり、時には固体のように集まって一致団結して行動をしているんです。
驚異の拡散力なので、駆除にも限界があるのではないでしょうか?
7月4日にはついに女王アリも日本で見つかってしまいましたね。
女王アリはなんと20kmほど飛行が可能と言われているんですよ。
ですので発見された場所から飛んでいったら半径20km圏内はヒアリがいる可能性が高くなっているんです。
女王アリは1日に2000個以上卵を産むんです。
そして寿命である7年間ずっと卵を産むことが可能なんですよ。
ヒアリの巣1つに女王アリが100匹いるみたいなので(どれだけいるの!?笑)計算すると、
【2000個/匹✕100匹✕365日✕7年間】
恐ろしい数に鳥肌が‥‥。
日本に定着する前に水際で防いでほしいですね。
ヒアリを発見したらどうする?
ヒアリは毒性を持つ外来種なので現在、駆除が行われていますがヒアリ発見箇所は拡大していて深刻な状況になていますよね。
だって、駆除している最中に飛んでいったら20kmも飛べるので、もぅキリがないです。
もはやどこでヒアリを発見してもおかしくない状況にまでなっています。
もしヒアリと思われるアリを発見したら、
・熱湯をかける
・殺虫剤を撒く
・毒エサを置く
殺虫剤は市販のアルゼンチンアリ用が効果的のようです。
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ヒアリ対策用も出ています!!
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ヒアリ対策 アカカミアリ フマキラー 業務用 巣のアリ退治 液剤 4L アルゼンチンアリ、クロアリ、アカアリの巣駆除
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⇒ヒアリに刺されたら出る症状や命の危険は?対処方法(軽度から緊急)
いろいろ駆除の方法はありますが、発見したらまず地方の環境事務所に通報する方が良いですね。
まとめ
ヒアリの見分け方の特徴や女王アリの生態についてご紹介しました。
毒入りのエサで駆除が出来ますが他の生き物に影響が出てしまって生態系を軟弱化させる恐れもあるので本当に難しい問題ですね。
物流が盛んになると今回のヒアリのように危険も伴って来るんですね。
大きな事故が起きないように有効な対策が出来ますように。