2019年度の第42回『福祉住環境コーディネーター検定試験』2級に独学で合格しました。
合格までに費やした勉強時間や勉強期間、そして実際の勉強方法について具体的にご紹介します。
難しいことは一切せずシンプルな試験勉強で合格は可能です。
試験直前の注意点や問題の解き方もご紹介しますので、受験を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
『福祉住環境コーディネーター』2級を受けました!
2019年7月7日(日)に開催された第42回『福祉住環境コーディネーター検定試験』2級を受験しました。
試験に挑戦して実感した効率の良い勉強方法や適した勉強時間、勉強期間をご紹介しますね。
少しでも参考になれば良いなと思います♪
受験した感想
受験して実感した率直な感想は、正しい勉強をすれば公式テキストと市販の問題集だけで絶対に合格できる!ということ。
私は福祉関係にも建築関係にも従事していません(笑)
『福祉住環境コーディネーター検定試験』の知識が全くない状態での受験でした。
ただ、闇雲に無駄なエネルギーを費やしながら勉強してももったいないので今回は2級の受験を検討している方に向けて効率的な勉強方法と勉強時間、勉強期間をお伝えしたいと思います。
合格点
試験は100点満点で問題によって配点が異なります。
『福祉住環境コーディネーター検定試験』の合格点は70点です。
私は6問間違えて100点満点中89点でした。
すべて2点問題を間違えたとして15問ミスでギリギリ合格することができるということになりますね。
合格率
福祉住環境コーディネーター2級の直近5年間の合格率です。
第42回(2019年)29.9%
第41回(2018年)42.0%
第40回(2018年)13.8%
第39回(2017年)51.9%
第38回(2017年)49.0%
絶対評価の試験なので問題の難易度によって合格率が毎回異なりますね。
『福祉住環境コーディネーター』2級に使った問題集
用意したものは『福祉住環境コーディネーター検定試験』2級公式テキスト。東京商工会議所が発行しているテキストで、分厚いですがこのテキストが出題範囲です。
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福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト改訂5版 [ 東京商工会議所 ]
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こんなの覚えきれないよ。。。と心が折れそうになりますが逆を言えばこの公式テキスト以外からは出題されないんです!
どうですか?安心しましたよね?笑
公式テキストは購入すると地味に出費になります(泣)
法改正などによってテキストは改訂されていきます。最新のテキストを購入しないといけないのかな?と不安に感じますが大丈夫です。
改訂される箇所はそんなに多くないです。
ネットで「福祉住環境コーディネーター・改訂箇所」などと検索するとどこが改訂されたのか最新情報が出てくることがあります。
もちろん最新のテキストを使用した方がベストですが私は、改訂3の公式テキストを譲ってもらい、改訂5の改訂箇所は調べました!
そして過去問題集!
本屋さんで過去5〜6年分のものを購入しましょう。
〈用意するテキスト・問題集〉
☑公式テキスト
☑最新の過去問題集
『福祉住環境コーディネーター』2級の勉強方法
『福祉住環境コーディネーター』2級の勉強方法をまとめました。
①計画を立てる
試験日当日から逆算して残りどのくらい期間がありますか?
私の勉強期間は3ヶ月間だったのでざっと何をするのか計画を立てて紙に書き出しました。
②公式テキストに一通り目を通す
挫折するから分厚い公式テキストは最初から見ない受験生も多いみたいですね。
私は無知からのスタートだったのでどんなことが書かれているのかさらさらと約1週間かけて目を通すことから開始しました。
テキストの内容を噛み砕いて分かりやすく説明している「福祉住環境コーディネーター検定試験2級テキスト&問題集」もサブで活用しました。
公式テキストに完全対応していて、公式テキスト元作成委員が監修しているので重要箇所が出ます!
![]() |
福祉住環境コーディネーター検定試験2級テキスト&問題集 [ 成田 すみれ ]
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福祉や医療関係に携わっていない私でも、イラストが豊富で押さえるべきポイントが明確だったので分かりやすかったです。
③過去問題集を解く
問題集は店頭に並んでいる最新のもので過去5〜6年分を最低一通り実施しましょう。
テキストは使用せず問題集をひたすらやって暗記しても良いのですが、問題を解いて間違えたところを公式テキストのどこに記載があるのか探して確認することで、記憶として頭の中に定着させることが出来るんです。
ただの暗記ではなくて理解して覚えることが出来ますよ。
問題集は改訂によって正解が変わるので最新版を用意することをおすすめします。
過去問題は試験時間と同じ2時間を意識して解くことで時間配分を掴む練習にもなりますよ。
④要点チェック
試験日前になったら要点チェックで重要箇所の確認をしましょう。
私は過去問題を解きながら頻繁に出てくるキーワードや問題を公式テキストにマーカーしていたので要点チェックではテキストのマーカー部分を再確認しました。
『福祉住環境コーディネーター』2級の勉強時間
大手通信教育のHPを見ると2級・3級ダブル受験で期間の目安が6ヶ月となっています。
2級と3級では内容が異なるのでスキルアップが目的であれば両方取得すると良いみたいですね。
私は2級のみの受験で、勉強時間は1日1時間半を3ヶ月間続けました。
隙間時間学習も含めるとトータルで150時間位の勉強時間を費やしました。
・勉強時間 150時間
・勉強期間 3ヶ月間
もちろん毎日コンスタントに勉強することが理想ですが、週末にまとめても良いと思いますよ。
ある程度知識がある場合はここまで時間や期間をかける必要はありませんが、0からスタートの方は2〜3ヶ月間はまとまった時間を確保して勉強しましょう。
『福祉住環境コーディネーター』試験直前の注意点
今まで勉強お疲れ様でした!
いよいよ試験直前を迎えたら再度確認をして頂きたいことをお伝えします。
『福祉住環境コーディネーター』の試験は、問題文が長く問題量も多いので時間短縮をする必要があります。
マークシート式の試験になるので塗りつぶす時間を短縮するためにマークシート専用のシャーペンがおすすめですよ。
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【メール便対象】マークシート 試験 対策 一式 セット 1.3mm HB芯( シャープペンシル 替芯 専用消しゴム 対策ノート )
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もちろん鉛筆でも良いのですが、折れてしまったりだんだん太さが変わるのが苦手で私はシャーペン派です。
1mm以上の太い芯で簡単に塗りつぶすことができますよ。
また、暑かったり寒かったりとコンディションが悪いと集中力にも影響を受けるので、脱ぎ着しやすい上着を持って行くことをおすすめします。
そして、試験会場に必ず時計があるとは限らないので腕時計を準備しましょう。試験は時間との勝負です!
『福祉住環境コーディネーター』試験の解き方
とにかく問題文が長くて、考える問題もあり、さらに問題の量も多いです(泣)
過去問題で2時間を意識して解いてきた方なら慣れているのできっと時間配分は掴めていると思いますが、いざ試験が開始すると緊張から頭が真っ白になりがち。
そんな時はひっくり返して問題を後半から解くことをおすすめします。
後半には問題文も短く頭を使わなくても解ける問題が続いています。
まとめ
『福祉住環境コーディネーター』の勉強方法や勉強時間、勉強期間についてご紹介しました。
今回2級についてご紹介しましたが、3級の検定試験を受験する方も同じような勉強方法で合格を狙うことができると思いますよ。
あくまでも私自身の勉強方法ですが、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『福祉住環境コーディネーター検定試験』は職場でのスキルアップだけではなく日常生活にも役立つ内容が多いです。
合格を応援しています^^
この記事は2019年7月現在の情報です。内容等は変わる場合がありますので最新情報は随時公式HPを確認してください。